AZUMI(あずみ)の最終話を振り返る

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女剣士(刺客)としての運命を背負ったあずみを描いた長編漫画「AZUMI」の最終話を振り返った感想です。

一度、「あずみ」として完結している本作ですがそこから続編として「AZUMI」が連載されました。

舞台はちょうど幕末の頃。新撰組や坂本龍馬などが登場し、また一段と面白くなっています。

あずみのネタバレを多分に含む内容となりますのでネタバレがNGな人はご注意ください。それではどうぞ!

AZUMI(あずみ)のあらすじ

前作の「あずみ」で異人とのハーフの人々が住む隠れ里で自分のルーツを確認したあずみ。

そして、その時に自分には双子の弟がいることを知ったあずみは刺客業の傍ら会いに行きます。

駿介という名の生き別れた双子の弟は養子として向家にもらわれ幸せな日々を過ごしていました。

最初は駿介を端から見ているだけでしたが、本人に自分が生き別れた姉であることを告げると駿介はぜひに家族に会わせたいと言い、駿介の家族もあずみのことを暖かく歓迎します。

駿介の家族は父・母・姉・祖父の5人暮らしで決して裕福とは言えない家庭でしたが、仲睦まじく幸せに暮らしていました。

あずみはそんな駿介の幸せな生活と表舞台での活躍を日々の糧としながら裏舞台での暗殺家業を行います。

 

あずみと龍馬の出会い

「AZUMI」では著者である小山ゆう先生の別作品「お〜い!龍馬」のクロスオーバーとして、坂本龍馬が登場します。

しかも、あずみが坂本龍馬に惚れてしまいます。

作中でも坂本龍馬は非常に魅力的な人物として描かれており、あずみに限らず駿介も坂本龍馬を尊敬し、志を同じくして活動します。

しかし、駿介や坂本龍馬の活動を反幕府体制の反乱分子として見なされ、幕府側の人間や新撰組に目を付けられます。

 

圭次郎の最後

駿介の幼馴染でもある圭次郎は新撰組に入隊します。つまり、駿介とは敵対する側になってしまったということ。

新撰組になってからもお互いの交流はあるのですが、次第に反幕府側への取り締まりが強くなり圭次郎は駿介を捕らえなければならなくなります。

しかし、圭次郎は駿介を見逃すわけですがそれを同僚に見られ新撰組で処罰を受けることになり切腹して自害します。

 

二刀流の使い手、壮太に破れる

「AZUMI」編でも様々な強敵に遭遇するのですが、後半部分で現れたのが壮太という二刀使いの青年です。

壮太は盲目の妹と同郷の幼馴染と一緒に暮らしており、妹が昔いじめられてたいたことがキッカケで剣術を独学で習得します。

そして、その独学で学んだ剣術は妹が男に襲われ殺されたことをキッカケに開眼します。

剣の強さから幕府側に雇われた壮太ですが、あずみの刺客として刃を交えることになります。

あずみの見立てではスピードはほぼ互角。しかし、壮太は二刀流の使い手でありあずみの一刀では捌き切れず初めて対決した日にあずみは敗北を喫します。

 

龍馬を討った刺客

「AZUMI」ではあずみの弟である駿介が過去を語るような展開でストーリーが進んでいきます。

その語りの中には坂本龍馬はすでに暗殺されていないことが起こっていますが、その坂本龍馬を暗殺した刺客があずみなのでは?という駿介の疑念があります。

確かにあずみは坂本龍馬の暗殺を依頼されていました。

最初は頑なに拒否していたあずみですが、暗に駿介や自分の大事な人を人質に取られていることを告げられたあずみは悩んだ挙句、坂本龍馬の暗殺を決行します。

あずみがまさに龍馬暗殺の機会を伺っている時に現れたのは壮太。

彼もまた幕府側の人間から坂本龍馬暗殺の命を受けていました。

近江屋に押し入った壮太は二刀流で坂本龍馬を瞬時に暗殺します。坂本龍馬自身も北辰一刀流の免許皆伝の使い手ですが、壮太のスピードの前には敵いませんでした。

 

壮太との再戦へ

坂本龍馬が壮太の手によって暗殺されたことを知ったあずみ。

自分の手で龍馬を暗殺する必要がなくなった安堵と大切な人を失った悲しみで途方にくれます。

自分の気持ちを整理するためにも、また壮太との勝負に決着をつけるためにも真剣勝負を申し込みます。

そして、後日以前は敗れた壮太と再戦することになります。

あずみが取った作戦はまず壮太の厄介な二刀流を封じること。そのため、まずは本体を斬るのではなくどちらかの腕を斬ることに集中します。

結果として、この作戦が功を奏し片手を封じられた壮太はあっけなくあずみに敗れ去ります。

 

「AZUMI」の最終話の感想

坂本龍馬を暗殺した壮太との決着も付けたあずみ。

しかし、今回の件で自分という存在がどれだけ周囲に危険を及ぼしているかも悟ります。

こうしたことからあずみは駿介や自分が親しい人達の前から姿を消します。

こうすることでしか、大切な人を守れない暗殺家業の業とでも言いましょうか。

行方をくらませた後のあずみの消息については触れらていません。

この最終回については賛否両論あるようですが、私はあずみらしい最終回だなと感じました。

あずみという漫画、ストーリーにはハッピーエンドは似合わないと言いますか、あえて終わりを明確に書かないことこそがあずみらしい終わり方なのかなと。

一度、読み始めると止まらない面白さは前作の「あずみ」同様、健在です。

まだ読んだことがない人はオススメの漫画なので、この機会にぜひ読んでみてください。

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