【ネタバレ】横浜線ドッペルゲンガーの最終話を振り返ってみる

横浜線ドッペルゲンガー 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)


冤罪で死刑になった新進気鋭の彫刻家・剣崎マコト。彼が死刑を受けた日、気付くとそこは自分が冤罪事件をかけられるキッカケとなった、殺人事件の23日前でした。

 

真犯人を捕まえるべく、過去の自分と協力して真犯人を追い詰めます『横浜線ドッペルゲンガー』は真犯人や事件の真相が最後まで分からず、極上のミステリー本のような漫画です。

今回は、この『横浜線ドッペルゲンガー』のネタバレ記事となります。まだ読んでないから、ネタバレはNGという人はこちらをどうぞ。

冤罪で死刑が確定した主人公が過去にタイムスリップ?『横浜線ドッペルゲンガー』が面白い

ネタバレOKという人はこのまま読み進めてください。それではどうぞ!

 

横浜線ドッペルゲンガーのあらすじをサクッとおさらい

ここでサクッと横浜線ドッペルゲンガーのあらすじをおさらいしてみます。

若手彫刻家として人生の絶頂にいた剣崎マコト。

彼はある日、ある殺人事件の容疑者として警察に捕まってしまいます。彼にかけられた容疑は知人への殺人。

 

大学の頃に所属していたサークルメンバーを殺害した容疑として彼が逮捕されたわけですね。

しかも彼が犯人であろうと疑われるのに十分な仕込みまで用意されていました。

 

当の剣崎本人は絶対に自分が犯人じゃないという確証を持っているので自分に罪を着せた犯人を恨みます。

しかし、無残にも剣崎の死刑が執行されてしまい・・・

 

そのまま死んだかと思いきや剣崎が目覚めた時、彼は事件発生前から23日前にタイムスリップしていました。

そして、過去の自分を説得し事件発生日までに犯人を追い詰めるための犯人探しが始まります。

 

意外な黒幕

最終話に向けて、どんどん種明かしが加速するので一種の思考停止状態に陥ります。

端的に述べると、横浜線事件の犯人は、美大メンバーの比与 優柔(ひよ ゆうじゅう)です。

 

殺人犯とは無縁そうな彼ですが、最終回付近ではかなりのモンスターっぷりが顔を出します。
真犯人は鷺沼と言われていましたが、お察しの通り鷺沼も真犯人の側です。

 

鷺沼は重度の火傷を負っており、犯行は不可能とされていましたが、実は鷺沼は双子だったんですね。これだけ聞くと「どういうことだ??」となりそうなのでいったんまとめます。
以下は横浜線ドッペルゲンガーの事件の真相となります。

 

横浜線ドッペルゲンガーの真相

剣崎達が所属していた美大の教授は、彫刻家として有名な人物でした。

しかし、実は彼には彫刻の才能はなく教授のゴースト作家の腕が一流なだけでした。

 

そのゴースト作家というのが、美大メンバーの優男風な比与君です。

若かりし頃の比与と出会った教授は彼の作品にほれ込みゴースト作品の依頼をします。

それに比与が応える形で教授は今の地位まで昇り詰めました。
しかし、次第に比与の要求はエスカレートします。

よりリアルな彫刻を追及するために人間を殺害してその内部を知り、作品に昇華しようとしたのです。

自分の地位を約束してくれるこの圧倒的な天才を失いたくない教授は、比与のこの無茶ぶりになんとか応えようとします。

最高の作品を作るために人間調達してこいとか狂気の沙汰ですよね。しかし、教授はこの比与の無茶ぶりにも応えていきます。

 

人間の調達は教授本人がやっていましたが、比与の提案で無戸籍の人間を育て人間の調達役に充てることを提案します。

人間の調達(殺害)に心底疲れ果てていた教授はこの提案を快諾し、自分の屋敷に無戸籍の人間を迎え入れます。

これが、鞄持ちの鷺沼です。しかも鷺沼は都合の良いことに、双子でした。無戸籍の双子に人間を調達することでアリバイ作りや作業も迅速に捗るようになったわけです。
これで、
教授=作品の宣伝役
比与=ゴースト作家
鷺沼兄弟=人間調達役
という、図式が出来上がります。

しかし、うまく行っていたと思われるこの関係も教授に罪悪感が芽生えたことで破綻します。地位に昇り詰めるためにたくさんの人間を犠牲にしてきた自分の行いの愚かさにある日気づいてしまったわけです。

 

漫画の始めにあったように、比与は剣崎に罪を被せようとするのですが未来の剣崎と現在の剣崎の策略で、比与を追い詰めます。

事件の真相を知った、夏木光と氷山レイと共に比与の後を追うのですが、途中で氷山レイが交通事故に遭い死亡します。最後のシーンでは未来の剣崎と比与の一騎打ちの末、比与は死亡し一件落着と思うのですが、ここで最後のどんでん返しが起こります

 

もう一人、鍵を握る人物がいた

真犯人も判明し、身の潔白を証明できた剣崎。しかし、ここで最後のどんでん返しが起きます。

なんと、夏木光が嘘の証言をして剣崎に罪を被せるのです。

実はこれには理由がありました。というのも、彫刻に強い愛着を持つ夏木は念願の教授がいる美大に入学するも、その独特の感性ですぐにゴースト作家が比与と気づきます。

比与は夏木を信頼し、人間の解剖などにも立ち合わせます。彼女は比与のことを神と呼び、崇拝に近いような感情を抱きます。

比与は死の間際、夏木に剣崎への復讐を託します。そして、彼女は嘘の証言をし剣崎に濡れ衣を被せたのでした。

 

最終回、未来の剣崎が取った行動は

未来からやってきた剣崎と現在の剣崎の協力もあり、真犯人を暴いた2人でしたが思いがけない形で未来と全く同じ道を辿ります。

ここで未来の剣崎が取った行動は、彼が警察署に出頭し、現代の剣崎の身代わりとなることでした。

 

以上が横浜線ドッペルゲンガーのネタバレとなります。話しの最後で、驚愕の事実が次々に明かされるので読んでいて頭がクラクラしてきます。

 

横浜線ドッペルゲンガーの感想

無実の罪を着せられた男が過去にタイムスリップし、過去の自分と一緒に真犯人を追い詰めていくという設定はなかなかない設定で新鮮な気持ちで読むことができました。

映画1本分のサスペンスを観たような感覚に陥りましたが、横浜線ドッペルゲンガーって全4巻なんですよね。

 

これだけのストーリー展開が4巻に詰め込まれているとは・・・

一気に1巻から4巻まで読み終えて読了した後に、「たったの4冊だったのか・・・」と驚きました。

サクッと読むことができますが、内容はかなり詰まっています。サスペンス系の映画や小説が好きな方にはぜひおすすめしたい一冊です。

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