週刊少年ジャンプで連載されていたグルメ漫画「トリコ」のキャラクターの1人である料理人の小松についての情報をまとめてみました。
最初はトリコの中でもモブキャラのように描かれていた小松ですが、物語が進むにつれて重要な立ち位置を占めるようになりました。
実は小松がグルメ細胞の悪魔もその身に宿していたと判明した時は驚きましたしね。
今回は漫画トリコの登場人物である小松について深く掘り下げていきます。それではどうぞ!
目次
トリコの小松とは?
漫画トリコに出てくる登場人物、小松についてさらっとおさらいしてみます。
小松は第一話目から登場するキャラクターで三ツ星レストランのシェフを務める料理人。
年齢は23歳と若く、実はトリコと同年齢です。
パートナーアニマルはアイスヘル編で仲間になったウォールペンギンのユンです。
小松は料理学校時代に、竹ちゃん、梅ちゃんという戦友と出会い後に物語後半でも登場しますね。
松竹梅コンビは後述しますが、GODを調理した3人として伝説の料理人としてその名を響かせるようになります。
小松の武器はその類まれなる食運。これは物語後半から最終話にかけても大活躍する最強スキルです。
小松とトリコの出会い
IGOの会合でガララワニを提供することになり、その食材を確保するために美食家(食材を調達する人)であるトリコに白羽の矢が立ったわけです。
この時に小松はトリコのハンティングを直に見たいと志願し同行します。
これが、トリコと小松の最初の出会いです。
その後はトリコと一緒に行動を共にし、その才能を開花させていきます。
フグ鯨編で料理人としての才能を開かせる
初期の頃にフグ鯨という食材を小松、トリコ、ココの3人で捕獲しに行きます。
この時に初めて二郎とGTロボも登場しましたね。
フグ鯨は毒袋を取り除くのが非常に難しい食材で特殊調理食材でもある食材。
最初はココが調理する予定でしたが、デビル大蛇との戦闘やGTロボとの遭遇で思った以上に消耗し、手元が狂う可能性があるため急遽、小松に調理代理を依頼。
初めて扱う食材でしたが、この時に小松は見事に調理を成功させています。
オゾン草編でトリコの相棒になる
IGO会長である一龍の依頼でオゾン草という食材を一緒に捕獲に行くことになった小松とトリコ。
この食材も特殊調理食材で、捕獲方法は2人が同時に何層もある葉を剥いていくこと。
この食材の捕獲を依頼した一龍には狙いがあって、小松とトリコがパートナーを組むキッカケになればと思い依頼したことが後で判明します。
なお、この時にGTロボではない生のブルーニトロに遭遇しています。
無事にオゾン草を捕獲に成功し、トリコの口からパートナーを組まないか?と誘われ正式にパートナーを組むことになります。
センチュリースープの復元にも成功
アイスヘル編では伝説のスープでもあるセンチュリースープの復元にも成功しています。
グルメ国宝でもある節乃がセンチュリースープの復元に途中まで成功していたのですが、アイスヘルで本物のセンチュリースープを飲んだ小松が完全な味で再現させています。
最後まで味が再現できなかったのですが、実はアイスヘルで遭遇したウォールペンギンのユンのよだれが最後の食材だったことが判明し完成させました。
節乃曰く、食材から小松に歩み寄って来たとのこと。この辺りから物語内での小松のポジションがハッキリしてきましたね。
小松が持っているグルメ細胞の悪魔とは?
他にも薬膳餅のレシピ開発や、メルクの星屑の発見、モルス油の発見と小松の活躍を挙げるとキリがないのですが、ここら辺で小松が持つグルメ細胞の悪魔の話しでも。
漫画トリコのグルメ細胞の悪魔とはキャラクターそれぞれが持つ体内に飼っているモンスターのようなもの。
このグルメ細胞の悪魔の力を発揮することで驚異的なパワーを生み出しています。
トリコやココ、ゼブラ、サニーなど主要キャラクターは全てグルメ細胞の悪魔をその身に宿しています。
小松のグルメ細胞の悪魔が出現したのはエアという伝説の食材を調理していた時。
時間制限がある調理の中で、もうタイムアップという時に小松のグルメ細胞の悪魔が現れて超高速で調理を完了させました。
このグルメ細胞の悪魔は実は伝説の料理人であるフローゼも生前に所有していたもので、その繋がりで度々フローゼが小松を助ける場面もあります。
最終話ではGODの調理を成功させる
そして最終話では無事にGODも完成させます。
それ以降、松竹梅コンビは伝説の料理人と呼ばれるようになりますがGODの調理では小松を中心に調理を完成させました。
最終回ではトリコとリンの結婚式が行われますが、この時に調理を担当したのはもちろん小松。
結婚式の隅には食卓が置かれ、そこには魂となったアカシアやフローゼ、一龍、二郎、三虎が食卓を囲んだのも印象的でした。