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「屍鬼」タイトルからしてグール系の漫画な感じがしますが、あの封神演義の作者である藤崎竜先生による作品。原作は小野不由美先生。

封神演義とはガラッと変わってホラー色が強い漫画となっている。しかも面白い・・・ガラリと変わった作風でも面白い漫画を描けるのはすごい・・・

 

人口わずか1300人の集落で突如、起こった怪死事件。原因不明の病に次々と倒れていく人、そして蘇る人間。

先が全く読めない内容でどんどん読み進めてしまいます。今回はある村で起こった怪事件を題材にした漫画「屍鬼」を紹介します。それではどうぞ!

 

「屍鬼」のあらすじ

山に囲まれた集落、外場村。この村は人口わずか1300人の村で農業などを営んで生計を立てている。

この村に住む高校生の清水恵はこの村を出たいと常々思っていた。

電車もない、遊ぶところもない、そして暇を持て余し近所の噂話しばかりをしている村人。彼女はこの村全てが嫌になっていた。

彼女のもっぱらの関心は村とは不釣合いな形で建てられた洋館。なんでも都会の人間が引っ越してくるようで、彼女は引越してくる家族がどれだけ洗練された家族かに思いを馳せている。

 

そんな時に村でちょっとした事件が起こる。立て続けに3名の死体が発見されたことだ。1人はおそらく自然死によるもの。残り2人は身体の一部が欠損していたが、刃物などを使った形跡はなく野犬に襲われたものだろうと断定された。

この段階では事件性はないとして捜査はここで打ち切られる。

 

そして、別の日の深夜にあの洋館の家族が引越しをしてくる。村では夜中に引っ越してきたことなどで話題は持ちきりになり、村人の興味をひくことに。家族構成は両親・娘。そして執事や専属医がいるらしい。お金持ちな家族だ。

 

洋館の家族の引越しを心待ちにしていた清水恵はさっそくこの家族の元を訪問してみることに。しかし、その日の夜にわかに村がざわつき始める。

清水が夜になっても一向に家に帰ってこないのだ。洋館の方に歩いている清水を見かけたという村人からの報告が寄せられ洋館近辺を探索するが、洋館の家族は清水のことを知らないという。

 

くまなく探索すると清水は崖下で眠っているところを発見された。どうやら足を滑らせて転落し、そのまま意識を失っていたようだ。

高さはあまりなく外傷もないことから一同はホッとするが、この日を境に清水は意識が朦朧としている状態になり、最終的には息を引き取ってしまう。

 

村の唯一の医者は貧血と診断していたが、どうやら原因は違ったようだ。この日を境に清水と同じように最初は貧血のように見える症状だが、最終的には命を落とす村人が続発するようになる。

外場村では確実になんらかの異変が起こっていた。

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「屍鬼のネタバレあり」村人が蘇る??

多くの村人が死んでいく中で、この村の住人である夏野は奇妙な体験をするようになる。

彼は清水恵の想い人だったが、恵は生前に夏野の家を何度も訪れていた。彼女は木の陰から夏野の自宅を見つめていたのだが、夏野は彼女に対する気持ちはないため邪険に扱っていた。

 

しかし、清水が亡くなってから少し寂しさを覚えていたのだが・・・

 

清水が亡くなった後も木の陰から誰かが家の中を覗いているという視線を強く感じるようになった。

しかもその視線は徐々に自分の自宅へ近づいている。まさか死んだはずの清水が・・?

視線を感じて眠れない夏野は親友の徹の家に泊まるようになるが、夢で清水が徹の家にまでやって来て徹に危害を加えようとする夢を見る。

朝起きると清水の姿はなく、徹にも危害が及んでいなかったので安心する夏野だが徹の腕には何かに噛まれたような跡があり、後日徹も命を落としてしまう。

 

徹が命を落としたことで夏野は死んだはずの清水が徹を襲ったと確信するが、また別の場所でも死んだはずの村人の手によって襲われる人間も現れ始める。

 

まとめ

いかがでしでしょうか。今回、限界集落で起こった怪事件を題材にした漫画「屍鬼」を紹介しました。

ある家族の引越しを引き金に次々と起こる怪事件。偶然なのか、疫病の類なのか関連性が疑われる中で死んだはずの村人が蘇るという謎な現象も起こり、物語はさらに核心へと迫っていきます。

事件と引っ越してきた家族との因果関係は?蘇る死者など謎が多い漫画でもあり、一度読み始めると止まらなくなります。まだ読んだことがない人はオススメの漫画なので、ぜひ読んでみてください。

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