君は世界鬼を知っているか?私は知らなかった・・・

この漫画を今まで読んでなかったことに気づくとひどく人生を無駄にしていた。もっと早くに読みたかった。

 

と思えるほど、面白い漫画です。本当にオススメ。世界鬼と呼ばれる地球を侵略する敵と戦うために、選ばれた人間たちが異次元に転送され戦うという漫画。

どこかで見聞きしたような設定だけど、そんな考えが吹っ飛ぶほど面白い。

今回は裏サンデーで連載されていた漫画「世界鬼」を紹介します。それではどうぞ!

 

世界鬼のあらすじ

鏡の中に写ったものが幻覚に見えてしまうという精神病「鏡の国のアリス症候群」

主人公の少女・東雲あづまもこのアリス症候群にかかった1人でした。

彼女は両親がいない境遇で親類の家に身を寄せていました。しかし、そこでは義父母からの虐待、またその息子たちからも虐待を受けている状況です。

さらに男性陣からは性的な虐待も・・・

 

そんな中で彼女の心の支えはペットとして貰った文鳥。(通称:文鳥ちゃん)

しかし、その文鳥も家族に殺されてしまい彼女は世界に絶望します。

 

時を同じくして、世界では人知れず異変が起こっていました。

何者かが地球を破壊しようと人知れず侵略を開始していました。

 

そんな時に東雲あづまを含む、合計6人の男女が異世界に転送されます。

彼ら・彼女たちの共通点は全員が「鏡の国のアリス症候群」にかかっていること。まぁ、全員が何らかの心の傷を抱えているというものです。

 

メンバーを異世界に招待したいのは「チェシャ鬼」と呼ばれる謎の生物。

彼(彼女?)の口からはメンバーを異世界に転送した理由を明かされます。それは世界鬼という現在、地球を侵略している化け物を倒して欲しいというもの。

 

この日から世界鬼と呼ばれる化け物を倒すために、夜毎メンバーが集められ戦いが繰り広げられます。

 

世界鬼と戦う手段は想像して創造した武器

ガンツなら銃や刀が用意されているわけですが、世界鬼ではそういったものはありません。

世界鬼と戦うための武器は自らが創造した武器。

 

拳銃や手斧、斧など様々な武器を創造して世界鬼と戦っていきます。

なお、武器の創造にはエネルギーを消費するようで、無制限に創造はできないもよう。

 

その中で東雲あづまは他者を圧倒する抜群の戦闘スキルを発揮していきます。

 

世界鬼の何が面白いのか?考えてみた

冒頭でも世界鬼を絶賛しましたが、正直何にこんなに惹きつけられるのか分からないんですよねぇ。

絵が特別うまいわけでもない。

ストーリーが特別斬新というわけでもない。

 

余談ですが、異世界に転送されて敵と戦うというのは珍しい設定ではないですよね。

この設定を聞かされて最初に思い浮かべるのは「GANTZ」

他にも色々挙げられると思いますが、日常から異世界転送→敵と戦うという設定は割と目新しいものではないです。

 

実際にアリスメンバーの中には漫画の編集者の男性がいますが、自分たちの状況(異次元に転送されて敵と戦う)をガ●ツのようだ!と自虐的に発言しています。

 

自分が世界鬼に惹かれるポイントはこれだと思う

うーむ、、と考えた結果、冷静に俯瞰してみると「先の読めなさ」これに尽きると思います。

設定自体はありきたりですが、世界鬼が侵略してきた理由、世界鬼の正体、そもそもチェシャ鬼はなぜこのメンバーを選出したのか?など先に読み進めれば進めるほど明らかになっていきます。

 

そして、どれもが予想を裏切られる。

「なるほど、そう来るか」と全く読めない笑

 

おそらく、これが自分が世界鬼に惹かれる理由であり、オススメするポイントかなと思います。

 

まとめ

裏サンデーで連載されていた作品で、2015年の夏に完結しています。

読了すると、まじかーとなる内容。

 

全部で11巻なので決してサクッと読める内容ではないですが、オススメしたい漫画の1つです。

まだ読んだことがない方はぜひ読んでみてください。

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