【寄生獣 ネタバレ】最強の敵・後藤との最終決戦。寄生獣の最終話を振り返る

寄生獣(9) (アフタヌーンコミックス)


映画化もされ話題になった岩明均先生の人気漫画『寄生獣』謎の寄生生物に右手に寄生された少年と、寄生獣との戦いを描いた漫画です。
今回は寄生獣のネタバレ記事となります。

 

寄生獣の最強の敵・後藤

通常、寄生獣は一つの個体に対して1つずつ寄生しています。しかし、宿敵の後藤に関しては他の複数の寄生獣が身体に同居しています。

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当然、その戦闘力は他の寄生獣の比になりません。間違いなく数多くいる寄生獣の中でも最強の存在です。しかし、人間も防戦一方ではありませんでした。軍隊と警察が連携し、寄生獣に寄生されている人間を判別するスキャナを開発。そして、念には念をということで人間と寄生獣を見分けることのできる能力を持つ浦上という男を配置します。

 

この浦上という男は、人間なのですがあまりに人を殺しすぎため人間とそうでない者を見分ける能力を持つ男です。すでに死刑は決定していますが、今回の寄生獣掃討作戦に駆りだされました。

そして寄生獣が複数潜伏している市役所へ奇襲をかけます。作戦は功を奏し、強化した散弾銃一発で寄生獣が倒されることが証明されました。

 

引き続き残りの寄生獣の掃討作戦を敢行するも、後藤の圧倒的な強さに用いた兵器は全て無力化してしまいます。この作戦に協力するためその場に居合わせたシンイチとミギーは後藤に目を付けられてしまいます。

そして、シンイチとミギーを始末することで次に進めると考える後藤は、後日シンイチ達を強襲します。

 

ミギーが犠牲になる

後藤の強襲を事前に察知したのはミギーでした。寄生獣はお互いの脳波を察知し、対象に向けられた敵意や殺意には敏感に反応します。

 

森の中で迎え討つことを決めたミギーとシンイチは、二手に別れシンイチが背後から強襲するという作戦を取ります。後藤に一矢報いることはできましたが、力及ばず後藤を倒すことはできず作戦は失敗に終わります。

かくして、窮地に陥った2人ですがミギーはこの時にシンイチを逃し自分が犠牲になります。

 

後藤との最終決戦へ

ミギーを失ってあてもなく彷徨うシンイチですが、近くの集落に逃げ込みます。一人暮らしの老婆が事情も聞かず匿ってくれるのですが、付近で変死体が発見されます。

そうです、後藤はシンイチのすぐ近くにまで来ていました。

 

ミギーの仇討ちをすることを決め、単身後藤の寝込みを襲おうとします。もちろん、拙い作戦なので失敗に終わるのですが苦し紛れに後藤の身体に刺し込んだ、廃棄物の鉄の棒が意外な効果を発揮します。

 

これは、山に捨てられた違法廃棄物でしたがこの廃棄物に含まれる毒素が後藤の身体を蝕みます。そして、これがきっかけで身体に同化していた寄生獣達が分離していき勝機が訪れます。

 

実はこの時にも、ミギーも後藤の身体に同化していたのですがシンイチ側に戻り、後藤にトドメを刺します。

 

ミギーが眠りにつく

後藤の事件以降、各地の寄生獣達の騒動は鎮静化していきます。これは、人間社会に深く溶け込んでいく知恵を身に着けたことと、食生活が人間化していったということの現れです。

人肉を食べなくても、人間が食べる食事で賄うことができる寄生獣が現れるわけですか。無事、戦いが終わったシンイチとミギーでしたがある日夢の中でミギーからこんな提案があります。(ミギーとシンイチは夢の中でも会話ができる)

 

ミギー『今日はな、実はお別れにきたんだ。どう言ったらいいか・・つまり眠りにつこうと思う。何年、何十年、ひょっとしたら死ぬまでだ・・。つまり君にとってはただの右手に戻ると思っていい。私はね・・内部構造がまた少し変化したんだ。

特にこの前の後藤の体内での眠りながら覚めてたような・・一人であって一人でないような生命体験が大きく作用している。いきなり膨大な情報を得たうえ、別々の思索を同時にできるようにもなった。しらばく情報をシャットアウトして、ここにある材料だけでやってみたくなったんだ。だから外面の活動を停止する。』

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こう言い残しミギーは深い眠りにつきます。夢から覚めた後のシンイチの右手は本来の右手に戻っていました。

 

そして、最終話へ

最終話では、快楽殺人者の浦上が再度登場します。彼は市役所での事件後、行方をくらましていましたがもう警察から逃げ切れないことを悟り、最後に寄生獣が混じっているシンイチに興味を示し里美を人質に取ります。

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彼がシンイチに興味を示したのは人間ではないシンイチなら自分が望む答えを持っているかもしれないという気持ちからでした。

問答の末に、シンイチは浦上を倒しますがビルの屋上から突き落とされた里美の救出に失敗します・・・が、間一髪の所で右手が里美を救出します。

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寄生獣の最終話感想

映画化もされ話題にもなった本作ですが、考えさせれることはたくさんあります。

例えば、最強の寄生獣である後藤が倒されたシーン。

実力共に、シンイチには敵わない相手でしたがその辺に落ちていた鉄棒を刺すことが勝敗を決するキッカケとなりました。

あれだけ大量に人間を虐殺していた化け物が、ちょっとした廃棄物の毒素で死に追いやられる。

これは人類に対する警告メッセージかなとも思います。

人類は地球上の生物の頂点に君臨しているようで、自然破壊など自らが生んだものでいつ死ぬか分からないぞと。

 

人類の是非を問う、センセーショナルな本作でしたがまだ読んだことがない人はぜひ読んでみて下さい。オススメの漫画です。

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