漫画、医龍の最終回を振り返る

超天才外科医が大学病院に転職し、そこで繰り広げられる医療現場を描いた漫画「医龍」

自分が今まで読んだ漫画の中でもかなり面白い漫画で、まだ読んだことがない人にはぜひともおすすめしたい一冊。

今回はその医龍の最終回を読んだ感想を振り返ります。

医龍のネタバレを多分に含んだ内容なので、ネタバレNGな人はご注意ください。それではどうぞ!

医龍のあらすじ

NGOの医療団として、紛争地域の医療に従事していた朝田龍太郎。

その後、帰国し医者にならずに怠惰な生活を送っていましたが、東京の明真大学の助教授である加藤晶のスカウトを受け、また医療の世界へと足を踏み入れます。

朝田自身、国内で外科医と活動した後にNGOに合流したくさんの患者を切ることで、外科医としての腕をさらに磨いていました。

明真大学に着任後は、その天才的な外科技術でもって次々と難しい患者を治療していく朝田に周囲の医者たちも一目置くようになるようになります。

 

加藤助教授が朝田を連れてきて理由は自分が教授のポストに就き、腐敗している大学病院内に革命を起こすため。

そのために、バチスタという心臓手術の難しい症例の論文を成功させるために朝田を筆頭にバチスタチームを作り上げます。

 

加熱する教授選、3人の立候補者たち

医龍の後半では、明真大学の教授選が加熱していきます。

加藤、霧島、国立とそれぞれの候補者が教授になるために立候補するのです。

 

加藤:

朝田を招聘した人物で、バチスタ手術の論文を武器に他の候補者と戦う。

女性ながら医局改革に向けて高い志を持っており、若手の教育を掲げて教授選を戦う。

朝田の部下でもある伊集院の成長を支えたのも加藤であり、伊集院の成長ぶりは周囲を驚かせた。

 

霧島:

朝田のパートナー?でもあるミキの異父兄でもあり、過去に東北の大学病院から朝田を追い出した人物。

自分が凡人と自認しており、加藤や国立が忘れている凡人な医者を見捨てない医療改革を目指す。

 

国立:

救急救命の鬼頭が招聘したアメリカ帰りの実力者。

元は日本の大学病院に所属していたが、窮屈さを感じ単身渡米。日本人では快挙となるアメリカの大学病院の教授職にまで上り詰めた男。

教授になった暁には海外の大学病院との連携を強め、最新の医療技術を導入したり留学制度の実施などを公約に掲げる。

 

加藤も国立も魅力的な公約を掲げており、一見霧島の公約が地味に見えますが凡人を見捨てない点がその他大勢の医者に刺さり、けっこうな票を集めていました。

この時点では、国立がトップで霧島→加藤という順番。

1番、加藤先生の公約が魅力的に映るような気もするんですけど、全員が全員朝田のようなスーパー医者ではないという大学病院の現状を描写していますね・・・

 

教授がまさかの病気離脱

そして、教授選が大詰めを迎えた頃にもう一つ問題が起こります。

それは加藤の直属の上司であり、この教授選に絶大な影響力を持つ野口教授が病気が発見されたこと。しかも、大静脈瘤という危険な症例ですぐに手術をしなければ命の保証はないというもの。

しかし、ここはさすがの野口教授。この病気を逆手に取り各候補者に自分にどういった手術をするのかプレゼンさせ執刀医を決めさせます笑

このプレゼンを勝ち抜いたのは国立です。彼はこの手術のために世界最高の麻酔医でもあるバウマンを日本に招聘していました。

 

野口教授の手術失敗

野口の指名で手術をすることになった国立。この時に国立は息子にその勇姿を見せようと手術の様子をモニターで生中継をしていました。

ちなみに国立の息子はアメリカら日本に来てこちらに馴染めずに父親のことを恨んでいます。心の中では手術なんか失敗すればいいのに・・・と思っていました。

その思いとは裏腹に手術は順調に進んでいくのですが、ここでバウマンが致命的なミスを犯してしまいます。

野口の麻酔が切れたのを見逃してしまうわけですね。

結果、手術中に野口が動いてしまい大静脈瘤が破裂して危険な状態に陥ります。

 

野口教授の手術の成功

野口の異変にいち早く気づいたのは、モニターで手術を見ていた荒瀬。

そして、もはや手遅れとなった野口を救うためにバチスタチームが急遽、野口の手術に割って入ります。

朝田を筆頭に加藤、荒瀬、伊集院、ミキといういつものメンバーですね。

そして、難しい手術は朝田の天才的な外科技術と加藤の斬新な術式で成功。

 

この時に伊集院も研修生らしからぬ腕を披露するわけですが、若手でも加藤先生についていけばこれだけ技術が上がるという強烈なイメージを植え付けるのに成功し教授選で一気に追い風が吹きます。

 

国立の息子の暴走

国立の手術失敗はモニターを見ていた者たちにも動揺を起こしました。

この時に国立の息子は隣にいた鱈淵から国立の暴言を聞き、感情のまま殴りつけます。

そこから感情が高ぶった真悟は屋上に行き、そのまま飛び降り自殺をしてしまいます。

目の前で息子が飛び降りた国立は崩れ落ちますが、幸か不幸か下にいた通行人を巻き込んでしまいます。

下に誰もいなければ絶対に死亡していた案件ですが、通行人を巻き込むことで一命を取り留めました。

 

朝田の悲劇

緊急で通行人と真悟の手術が実施されることに。

先ほどの野口の医療事故が起こった後であることと、息子が飛び降り自殺をしたことで立ち治れない国立。

朝田や鬼頭が陣頭指揮を執ると思われましたが、なんと真悟の飛び降り自殺に巻き込まれた通行人の正体は朝田。

朝田は真悟が屋上に行ったと聞いた後、間に合わないと思い下で彼を受け止める準備をしていました。

瀕死の朝田が執刀に指名したのは、なんと研修生の伊集院。

これについては、かなり院内でも意見が分かれますが朝田の意思を尊重し強行。そして、無事に成功を収めます。

ただ、伊集院はもし自分の手術がどこか失敗していて後遺症を少しでも残してしまったら朝田という天才外科医を自分が実質殺してしまうことになるのでは?と思い、戦々恐々としています。

これに関しては、後遺症は残っていないで無事だったみたいですね。

 

教授選の行方

手術の失敗と実の息子の暴走で教授選から脱落した国立。

最終的には加藤と霧島の一騎打ちになります。

そして、教授選を勝ち抜いたのは・・・

加藤!無事に念願かなって教授になることができます。

 

医龍の最終回

医龍の最終回ではエピローグのような感じで、教授選のあとのそれぞれのその後が描かれています。

まず、国立親子。何も思ったのか、国立は医者を辞めて焼き鳥屋を開きます。素人なので閑古鳥が泣くわけですが、息子と一緒に焼き鳥屋をやっている姿は生き生きと描かれています。

息子の真悟も父親とは和解したようで、以前のような刺刺しさはありません。

そして、真悟は以前約束していた霧島の庭に埋められているイルカの標本を見に彼のもとを訪れます。

教授選の惨敗で廃人のような感じになっていた霧島ですが、すでに立ち直っており前を向いています。

ミキもそんな彼の変化を感じたのか、実家の取り壊しの日に出ていた家に再度訪問します。

 

そして、朝田は教授選のあと明真大学病院を離れまたNGOの紛争地域で医療団として活躍しています。

まあ、この時にロケット団が彼らの拠点を襲うのですがここでも無事な様子。

明真大学病院では色々ありましたが、その後はそれぞれが穏やかに過ごしているようです。

 

医龍を読んだ感想

まさか、最終回付近で朝田が事故にあい伊集院が執刀する流れになるとは思いませんでした。

加藤先生が教授になるのは予想していましたが・・・

大学病院が抱えるジレンマのようなものをしっかり描かれており、骨太なストーリーはさすがの一言につきます。

とても評価が高く、実写化もされた作品ですしね。

ドラマの方もキャストがものすごいんですよね。

漫画と同じくかなり引き込まれる内容になっています。

メンバー豪華過ぎでしょ・・・

まだ読んだことがない人はオススメの漫画なので、この機会に読んでみてください。

 

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