インベスターZの最終話を振り返る

北海道にある道塾学園に入学した学生が、その学校で秘密に運営されている投資クラブに入部して莫大な利益を上げるという学生×投資をテーマにした漫画「インベスターZ」

2018年にはドラマ化が決定しており、株ってなに?という人にはおすすめしたい入門書的な株漫画です。

今回はそのインベスターZの最終話を振り返ります。

インベスターZのネタバレを含む内容なので、ネタバレNGな人はこちらの記事をどうぞ。

読みながら投資が勉強できちゃう漫画『インベスターZ』が面白い

ネタバレOKな人はそのまま読み進めてください。それではどうぞ!

慎二との3番勝負

全21巻で完結したインベスターZですが、後半では慎二と財前が道塾投資部の存続をかけて3番勝負をすることになります。

そもそものきっかけは二人の痴話喧嘩からスタートしたのですが、慎二としては藤田家の財産を投資部に渡している状況が嫌で、財前としては自分たちが藤田家の財産を投資で増やしてきた過去をないがしろにされているようで反発します。

そこで投資の3番勝負をすることになるのですが、財前が勝てば投資部は存続、慎二は罰として東大に入学する。慎二が勝てば投資部は解体、財前は藤田家に一生仕えることになります。

 

勝負の中身は

  • 1番勝負:FX対決
  • 2番勝負:不動産対決
  • 3番勝負:時価総額対決

という投資に関わる内容で構成されました。

 

1番勝負:FX対決の勝敗の行方

初戦はFX勝負となりましたがこれは慎二側に分がありました。

財前はFXは未経験で、慎二はFXの経験者だったから。しかし、最終的には1番勝負は財前が勝利を収めます。

FX取引のベテランである慎二の方が勝つと思われていましたが、財前は時間ギリギリまで攻め続けた結果が出ました。

 

2番勝負:不動産対決

続く2番勝負は不動産対決。ある社長をゲストに招き、その社長が買いたいと思える不動産を二人には用意してもらうというもの。

かなり抽象的な勝負ですが、この勝負では慎二が勝利を収めます。

財前が用意したのは典型的な良物件だったのに対し、慎二は長屋を買い取りそこに職人が働けるワーキングスペースを提供し、日本の職人の技術を世界に売るビジネスの拠点にするというプレゼンを行います。

この勝敗に関して財前はかなり不服なようでしたが負けは負け。勝負は最後までもつれることになります。

 

3番勝負:時価総額対決

まともな投資対決は1番勝負だけで、2番 3番は独特な勝負です。

最後の3番勝負は時価総額対決!

これは国内企業の上位500社の中から交代で選んでいき、選んだ会社の時価総額が100兆円に近い方が勝ちという対決。

完全にゴチバトルにインスパイアされていますが、100兆円を超えた時点でドボン。つまり、負けが確定します。

最後の3番勝負では序盤から財前は苦しい戦いを強いられることになります。

トヨタなどの時価総額が高い企業は軒並み抑えられ、時価総額が安い企業をたくさん指名しないといけません。これは計算が複雑になりミスにも繋がるのですが、最後まで果敢に攻めた財前が勝利を収めます。主人公ですからね・・・

 

勝利を収めた財前。道塾投資部は存続へ

財前の勝利により道塾投資部は存続することに。

ペナルティの慎二の東大入学ですが、財前はそこにはこだわっていないとして取り下げます。

しかし、投資勝負の中で自分がこの国にどれだけ貢献できるか?というテーマを見出した慎二は北大への進学もやぶさかではないようなことを言っています。

もしかすると、海外の大学に進学せずに国内の大学に進学して何かをなしたいという意識が芽生えたのかもしれません。

 

神代部長の気になる進学先

3年生の卒業シーズンも近づき、道塾でよく話題に上るようになったのは神代がどこの大学に進学するかという話題。

東大に行くのか、ハーバードに行くのか学内では賭けまで行われていました。

財前も部長の進学先は気になる素ぶりは見せないようにしていましたが、ある日部室で二人っきりになった時に神代自ら進学先のことを話ししてくれます。

神代の口から出たのはあまり馴染みのない大学名。そこに原子力の有名な教授がいて、その人から勉強するためだけにその海外の大学を選択したのだと言います。

その大学の進学のキッカケとなったのは福島の原発問題。現在も除染作業が難航していて、原子力による汚染を福島から取り除くという信念を抱いた神代はその大学への進学を決意します。

 

財前は中学2年生に

神代の卒業と共に財前も中学2年生になります。投資部恒例の、毎年首席で入学してくる生徒に対して勧誘活動を行うというもの。

この伝統は部創立以来、ずっと変わってなく途切れてもないので財前も緊張してしまいます。

 

新入生の中島君の勧誘方法をあれこれ考えている内に、財前は一年前自分も誘われて入部したことを回想します。

もし、入試の点数が1点足りなくて学年2位だったら投資部に誘われることもありません。

そうなれば投資部に入部することもなくなり、投資とは縁遠い世界で生きて行くことになります。もちろん、自分の投資のルーツと言える龍五郎の存在を知ることもありません。

ささいな1点が自分の人生を180度変えたことをこの時、身を以て知りました。

そして、1年生への勧誘を成功させたところで全21巻のストーリーが幕を閉じます。

 

インベスターZを読み終えて

インベスターZを読み終えて感じたことが、この本はストーリーも楽しめる漫画としての一面を持ちつつも、投資全般の入門書としての一面を持っていること。

投資も始めたことがない人からすると、投資=ギャンブルでお金がなくなりそうで怖い。それなら貯金をした方がマシ。と思っている人は多いと思います。

自分もその中の一人なのですが、貯金をしても利率が0.01%と安すぎるわけですよね。バブルの時は5〜6%あったらしいですけど。

貯金=悪ではないけど、こういう時代だから手持ち金を賢く投資、資産運用で回すのが賢いやり方なのではないか?という貯金主義の日本への問題提起なのかと。

 

そして、インベスターZでは全21巻を通して、株式・経済・為替・投資信託・不動産投資など様々な投資のエッセンスが盛り込まれているので非常に勉強になります。

巻末に投資家の人との対談が掲載されているのも面白いですね。

まだ読んだことがない人はオススメの漫画なので、ぜひ読んでみてください。

 

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