骨が腐るまでの最終話(7巻)を振り返ってみる

漫画「骨が腐るまで」の最終話を振り返り感想を読んだ感想を書いていきます。

ちなみに骨が腐るまでは全7巻。短いような気もしますが、かなり内容の濃い作品でした。

 

骨が腐るまでのネタバレが多分に含まれていますので、ネタバレNGな人はこちらの記事をどうぞ。

幼馴染たちと共有した秘密は・・・漫画「骨が腐るまで」が怖い

骨が腐るまでのあらすじをさっくり紹介

11歳の夏、人を殺して、洞窟の奥に死体を埋めた5人の幼馴染。

それから毎年、5人の幼なじみは、夏休みの夜に遺体を掘り起こすという儀式を毎年行います。

その儀式に込められた思いは罪を忘れず、友情を裏切らぬためというもの。

そして5年が経ちメンバーが16歳になった夏にある事件が起こります。

何者かによって白骨化した遺体が持ち去られ、脅迫の電話がかかってきてー

 

骨が腐るまでの謎を整理

骨が腐るまでは全7巻でしたが、かなり内容は複雑です。事件やそれぞれの人間の思惑が複雑に交錯していまして・・・

いったん骨が腐るまでの謎を整理していきます。

  • 洞窟に埋められていた骨は誰のもの?
  • 携帯電話の声の主は誰?
  • 明を殺したのは誰?
  • 黒幕は誰?

以下で一つずつ感想を交えながら紹介していきます。

洞窟に埋められていた骨は誰のもの?

毎年、全員で集まって掘り起こし作業をするあの骨は誰のものなのか?

あの骨は、シンタローの父親の骨になります。

まだ全員が小さい時、シンタローの父親はシンタローに暴力を振るっていました。

母親がいた頃は優しい父親だったようですが、母親がいなくなってからはシンタローに暴力を振るうようになります。

終いには母親の面影があるシンタローに女装をさせる始末・・・

そのシンタローを救おうと明をはじめ、竜や遥たちが父親を殺害します。

そして、メンバー全員はこの時の記憶を封印するかのように洞窟に遺体を埋める→白骨化という流れになります。

 

携帯電話の声の主は誰?

しかし、シンタロー達しか知らない過去のことですが、この骨が何者かの手によって掘り返されて持ち去られるという事件が起こります。

この時に携帯電話が置かれており、そこに電話がかかってきて脅されることになります。

その携帯電話の声の主が依頼したのは、誰かわらかない死体の解体作業。

 

ここで、かなり核心に迫る疑問ですがそもそも携帯電話の声の主は誰でしょうか?

携帯電話の声の主は北浜先生というメンバーの小学校の時の先生です。

 

遥が洞窟に遺体の様子を見に行っているのを不審に思った先生は洞窟から遺体を発見します。これをネタに遥を脅そうとするわけですが、遥を守るために椿が身代わりになることを提案します。

 

明を殺したのは誰?殺された理由は?

小学校から脅迫され続けてその身を差し出すことで、やり過ごせていたわけですがここで椿に誤算が生じます。

それは明の存在。もともと、シンタローの父親を殺そうと一番に言い出したのは明だったのですがここに来て明が罪の意識に耐えかねて自首しようとします。

以前からその傾向はあり、自首しないことを条件に椿は明と交際していました。

しかし、高校生にもなりまた罪の意識に耐えかねた明は浮浪者を使って事件を公にしようと画策します。

 

ここが結構、複雑なんですよね。まず明が一計を案じたのは骨を隠して浮浪者から携帯を通じて連絡をさせること。

一人だけ自首すると、皆から嫌われてしまうのではと考えた明は他人を使って事件がバレたように見せかけようとしていました。

その計画に気づいた椿と北浜先生が明の計画をそのまま乗っ取ったというのが真相です。

浮浪者のシゲさんを殺したのは北浜先生。これは椿の計画外で、北浜先生が暴走した結果ですが事情を知らない明からすると知らない間に知らない人間から計画を乗っ取られたので焦りますよね。

 

そして、椿が呼び出し北浜先生が後ろから明を襲い殺害してしまいます。

この時に椿は実質手を降していませんが、明が殺されるのを側で見ていました。

 

北浜先生を殺害したのは誰?

黒幕は北浜先生だと思っていましたが、後半に差し掛かりまさかのどんでん返しが待っています。

シンタローは自力で北浜先生に目星を付けるのですが、彼のアパートを尋ねるとすでに死んでいました。

北浜先生を殺したのは、椿。

北浜先生、どうも私生活がうまくいってないらしく(性癖がばれて教師をクビになっていた)、メンバーには手を出さないという条件で椿を手に入れていましたが、ここに来て面白いおもちゃが手に入ったと暴走しはじめます。

自分の身を差し出してまでやってきたのに、この男(北浜先生)はその約束さえ反故にしようとしている。

キレた椿は近くにあったヒモで北浜先生を殺害します。

1番の悪であった北浜先生は椿の手によって殺害されたのでした。

 

最終的にシンタローたちは捕まるのか?

シンタローの推理と椿の自白によって全ての謎が明らかになりました。

そして、メンバーがとった決断は自首すること。警察の捜査も自分たちに向けられていましたしね。

自白をすることでそれぞれが刑期を受けることになります。

シンタロー、竜、遥の3人は実質的な殺人は親父さんの分だけなので、2年の少年院送致で済みました。

しかし、明や北浜先生を殺害した罪で8年以上の懲役を言い渡されてしまいます。

ただ、刑期中に模範囚として取り組んでいたこともあり前倒しで仮出所が認められることになります。

 

骨が腐るまでの最終回

椿が出所する日、メンバーはシンタローの家に集まり出所祝いをすることになっていました。

ちなみに、竜と遥はいい感じの関係になっているような雰囲気。椿が全て自白した日にどさくに紛れて告白していましたしね笑

 

竜と遥は椿が来るのを楽しみにしていますが、シンタローは浮かない様子。

出所後、バイトを転々として生活をしているシンタロー。現在の職場ではシンタローの過去を知られていますが、なんとか折り合いをつけてうまくやっています。

しかし、生きる希望を見出せないまま空虚な生活を送っている現状を椿に知られたくないシンタローは気が進みません。

 

そして、椿が約束の時間に現れて・・・椿を見た瞬間、シンタローは泣き出し椿にどこにも行かないでくれとプロポーズ?のようなセリフを言います。結果はもちろんOK。

改めて生きる希望は椿と気づいた瞬間でした。

 

骨が腐るまでを読み終えて

骨が腐るまでは全部で7巻ですが、一気に読み終えました。それほど面白い。

この漫画はサスペンスでもありますが、最終巻で椿が刑務官に言った一言が突き刺さりますね。

「やっぱり人は、人を殺してはいけないんです」

単純明快な回答ですが、どんなに罪深い人間でもそこで殺してしまえば殺人者という業を背負うことになる。

5歳からこの業を背負い続けてきた5人ですが、最終的には事件は明るみに出て逮捕されることになりました。

罪の意識に耐えかねて自首しようとしたばかりに殺されてしまった明ですが、明の感覚が1番まともだったかもしれませんね。

最終的には椿も出所でき、ハッピーエンドで終わる本作ですがものすごく面白い話しなのでぜひ読んでみてほしい作品でもあります。本当におすすめ。

 

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