『寄生獣』の作者が描く歴史漫画『ヒストリエ』が面白い

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)


知っている人も多いと思いますが、当サイトでも紹介したことがなかったので改めて紹介を。

あの『寄生獣』の作者である岩明均先生による歴史漫画『ヒストリエ』

紀元前4世紀頃のギリシアで活躍した実在の人物を描いた作品なのですが、時代背景やストーリーが綿密に組み立てられ主人公のエウメネスの生涯を描いた漫画でとても面白いです。

今回は紀元前のある人物を描いた歴史漫画『ヒストリエ』を紹介します。それではどうぞ!

 

ヒストリエのあらすじ

紀元前4世紀頃のギリシアを舞台とした漫画で、マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官エウメネスの波乱万丈な人生を描いた漫画。

ちなみにエウメネスは実際に存在していた人物。彼は、その卓越した頭脳とその能力が認められその身一つで立身出世をしていきます。

もともと子供の頃から神童として注目されており、大人になるにつれその才能を開花させていきます。

物語の冒頭でもかの有名な哲学者アリストテレスと出会い、その能力を高く評価されます。

しかし、その出生はスキタイ人であり一時はこの出自が原因で奴隷の身分まで落とされます。

 

漫画の冒頭では、エウメネスの幼少の頃から話しがスタートします。彼は、小さい頃からその才能を発揮し裕福な家庭で育てられていました。

しかし、ある日事件に巻き込まれます。金貸しの家に奴隷としてつれて来られていたスキタイ人が、反乱を起こしたのです。反乱と言っても、そのスキタイ人が1人で起こした事件なのですがスキタイ人の剣術と残忍さは一目置かれており事件となった広場では大勢の市民や兵士が殺害されます。

そして、軍隊まで導入されスキタイ人は始末されるのですがある日の帰り道、道陰で絶命寸前のスキタイ人を発見します。すでに再起不能なまでの傷を負っており、助かる見込みはなかったのですがエウメネスは発見したことを通報せずにそのまま家に帰ります。なぜか、通報すべきではないと感じたからです。しかし、翌朝になると驚くべき事態が。

家長である父親が自宅前で殺害されており、昨日発見したスキタイ人の死体が傍にありました。周囲の人間は、エウメネスの後を尾行してきたスキタイ人が父親を殺したと主張しますが、昨日の段階で瀕死の状態を確認しているエウメネスは誰かの陰謀であることを察知します。

諮問委員会でもこのことを主張するのですが、受け入れられず・・・そして、周囲の者から実はエウメネスはスキタイ人でありこの家には養子として迎え入れられた経緯を暴露されます。(正確には養子縁組の手続きは完了していない)

その事実を知らなかったエウメネスですが、ここから彼は屋敷の子息という身分から一気に使用人として身分が落ちます。

毎日、不当な扱いを受ける中で困難な道を切り開いていくオデュッセウス英雄伝に惹かれていきます。

 

こんな人は好きかも

岩明均先生の作品と言えば、寄生獣が有名ですがこのヒストリエもとても面白いです。

寄生獣と違って、SF系の要素は全くないのですが一人の才能溢れる青年がその才能を開花していき活躍していく様や、古代の歴史的背景を踏まえて戦争などの困難に巻き込まれる様は読んでいて話に引き込まれてしまいます。

歴史小説が好きな人は絶対にハマると思います。興味がある人で、まだ読んだことがない人はぜひ読んでみて下さい。

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