あなたは大丈夫？iphoneのAirdropで本名が漏れないための設定方法

iphoneユーザーも多い中である１つの投稿が問題とされました。

問題となったのは、はてな匿名ダイアリーに投稿された「電車で見ず知らずの女性の名前を知る方法」

要約すると、iphoneのAirdropの機能を使い付近にいるiphoneユーザー(が登録している)の名前を取得するというもの。

見ず知らずの他人に本名で呼びかけられたら恐ろしいですよね。

今回はAirdropでiphoneに設定している名前が漏れないための方法を紹介します。それではどうぞ！

問題となった投稿

Airdropはiphoneに前からある機能だが、よくよく考えてみるとプライバシーを垂れ流していたかもしれないことを改めて考えさせられる投稿だ。

以下、原文ママで抜粋。

大したことじゃないんだが。
iPhoneでSafariでWEBページ見ていて、ブクマしようと共有メニューをタップするとAirDropの相手先に「○○のiPhone」という知らない名前が出てくることがある。フルネームで。
ああ、これ向かいの席でスマホをいじっている女性のなんだな、と思ってしまうんだが、男は別にいいとしても女性はちょっと危険なんじゃないかなと思ってしまう。
デフォルトでデバイス名をユーザーのフルネームにしてしまうiPhoneの仕様には気をつけたほうがいい。

投稿者はあくまで注意喚起で投稿しているが、よく考えたらそうだよねということで反響があったようだ。

そして、実際に知らない人に本名で話しかけられたり、画像を送信された(Airdropの機能)という報告も・・・。

ただし、画像や動画、テキストを送信する場合には受信側の許可がいるので一方的に送りつけられるようなことはない。

ただ、名前だけはリスト候補として挙げられるので本名をデバイス名に登録している場合は漏れてしまう。

Airdropの機能

そもそもAirdropとはどういったものなのだろうか？

Airdropは近くにいる相手に写真やビデオ、テキストなどを送信できる機能でiOS7から搭載された機能だ。

現在のiphoneには搭載されている機能で便利な反面、Airdropをオンにすると付近のiphoneユーザーの名前を拾って画面常に表示している。

デバイスには固有の名前を設定することが可能で、デフォルトで「Ichiro Tanakaのiphone」といった具合に本名で登録している人も多いだろう。

人がたくさんいる場所ではどの名前がどのユーザーのものかを紐づけることは難しいが、Airdropの検出範囲は10メートル位と言われているので、少し広い空間や人間の数(性別も含めて)が少なくなると容易に名前を探すこともできる。

Airdropの設定を変更して名前が漏れるのを防ぐ方法

ここからはAirdropの設定を変更して名前が漏れるのを防ぐ方法を紹介していく。とは言っても、すぐに変更できる内容なので不安な方、特に女性の方はさっと確認してみてほしい。

まずは端末のホーム画面下から上に向けてスワイプをする。ちょうど画面の1番下から上に向けて指でなぞりメニューを引っ張ってくる感じだ。

画像のようなメニューが表示されたら次に「AirDrop:▲▲」と書かれた箇所をタップする。

すると、Airdropを

• 受信しない
• 連絡先のみ
• すべての人

この3つから選択できる。すべての人は冒頭で述べたように電車ですれ違った第三者にもデバイス名を表示させることになる。

「連絡先のみ」は端末の連絡先に登録済みの人にのみ検出を可能にさせるもの。つまりあなたが許可した知り合いだ。

「受信しない」は言葉通り、Airdropからの一切の受信を拒否する。普段、Airdropを使う機会のない方はこの設定でOKだ。

もし画像で説明したような画面ではない方はiOSが古い可能性もあるのでセキュリティの面からも最新のものに更新することをオススメする。

まとめ

いかがでしょうか?

Airdropの設定が全公開になっていると思いがけない所で本名を垂れ流している可能性もある。

デバイス名を本名に設定している人は特に不都合がなければニックネームに変更するのも１つの方法だし、そもそものAirdropの公開範囲を制限することをオススメする。